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「旗」というと皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
国旗や社旗、安全旗などあらゆるタイプが現代には数多く存在し、またその価格も安いものから高級なものまでさまざまですが、その起源はいつ頃なのでしょう。
そこではここではそんな旗の歴史について、掘り下げて調べてみました。
オリジナル制作などの参考になるかどうかはわかりませんが、興味のある方は是非、ご覧下さい。
世界で最も古いオリジナルの旗は紀元前3000年以上も前の古代エジプト時代に製作ものだと言われています。
その当時は、主にエジプト王国内の地域を区別するために作成され使用されていたとされており、現代の日本でいうところの都道府県旗のようなものだったのではないかと想像できます。
しかしその形は現代のものとは違い、ポールのような棒の先端を独特な形や模様に彫刻したものでした。それは古代エジプト王国以外にもギリシアや中東などでも使用されていました。これは古代ローマでも同じような形状で使用されていましたが、その先端は皇帝の肖像画やメダルや王冠などが彫刻され、その役割りは指導者や国家に対する忠誠を表すものとされていたそうです。
また古代ローマ軍は各部隊でそれぞれ独自のデザインを入れた固有のオリジナル旗を持っており、その中から現代のように布を使用したものが生まれたのだと言われています。それはベキシルムと呼ばれ、真っ赤に染め抜いた四角形の生地に、軍団の名前やロゴマークなどがプリント印刷されていたそうです。
その後、布を使用した旗は世界中に広まっていきます。
主にその用途は軍旗としてでしたが、次第にさまざまな団体における象徴的な扱いをされるようになり、またインテリアなどとしても格安販売され始めることになります。
さらにはプリント技術とインターネットの発達により、自宅や会社にいながらにしてネット通販を利用し、国旗や社旗などの特注作成の激安オーダーが可能となったのです。